香港のデモ隊を心理学的に読み解く
こんばんは
昨日
今の香港について
私の考えを書きました
今日は
香港デモ隊の目的が差し替えられている
ことについて話したいと思います
日本人の中で
デモ隊は何をしたいか
香港は何をしたいか
中国は何をしたいか
この目的を答えられる人は
何割いるのでしょうか
意外と少ないのではないでしょうか
なぜなら
デモ隊が警察に暴行されているシーンや
怪我をしている方の写真ばかりが出回っているからです
こんなの酷いですよね!!
って…そりゃあ怪我をしているんだから酷いと誰だって思います
それで?って話なんですよ
警察が暴力的で酷いってことを伝えたいんですか?
違います
元々デモの理由は法律改正や一国二制度などが原因で
自分たちの意思表示のため
守るために始めたのではないですか
それなのに今ではお互いの粗探し
確かに酷く残酷だと思います
でも今やっていることは初めと異なっています
下のブログは
昔メンタリストのDAIGOという方が話していた責任転換といいますか
問題の差し替えについてです
この心理テクニックと似たようなものを感じたので
こちらもぜひ読んでみてください
ブログの内容を簡単に説明すると
自分が100%悪い時
引き分けに持ち込もうとすると
自分は【お互いさま(50%)〜100%】の間で悪いということになります
人間は間を取りたがるので
この場合だと75%になり自分が悪いことになってしまいます
ここで「お前も悪いんだ!!」
と発言することにより
【0〜100%】の間が生まれ
引き分けになります
100%片方が悪いのに
いきなり相手が悪い!とか言い出したら
何言ってるんだ、お前が悪いんだろ!
とはならないんです
当事者以外は今興味があるだけで
少し経つとどっちでもよくなるんです
だから引き分けの評価を獲得できる
という内容です
これを今の香港に当てはめると
【法律を変えるぞ!!】
に対して
【法律は変えさせないぞ!!】
これだとどっちでもいいことになります
(改正したい法律の内容を見ると、半々にはならないと思いますが)
そこにいきなり
【警察が一般市民を殺した!残酷だ!!】
となると
半分も何も
殺したことに対して酷いか酷くないか(50〜100%)の議論になり
警察は酷い(75%)
という考えになります
ブログの例の逆パターンです
問題を変えることにより票を集める
そんなようにも見えます
警察のやり方のみに着目するならば
私も警察を攻めデモ隊側になるでしょう
でも元々は法律について話しているのだから
どんどんん違う話に持っていっているのはどうかと
少し考えてしまいます
殺人以外にも色々と別の問題を訴えており
確かにどれも残酷と感じました
今回は心理学的に読み解く
ということで
倫理的にどうか、殺人をして良いか、などの考えは取り除きます
香港に限らず
このような問題すり替えは
日常的に起きているのではないでしょうか
いつの間にか流されている
そんな状況にならないよう気をつけてください
sawasi
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